大人は靴で診療椅子まで行けた方が楽ですよね。
ですが、子どもの動きやハイハイのお子さまのことを考えると、やはり床付近の汚れが気になりました。
靴底に付着して持ち込まれる相当数の菌やウィルスについては、以前より院内感染対策として研究されており、昨今のCDC(米国疾病予防管理センター)によるコロナウィルス研究においても指摘されている点です。
そして小児歯科の特性として、院内の滞在時間が長いという点も考慮しなければなりませんでした。患者さんの弟さんや妹さんが待つ上でも、待合室では寛いで過ごしていただきたかったのです。
結論として、やはり待合室では靴を脱いでいただくことにしました。
一方で、トイレや診療室の汚れを待合室に持ち込むことも懸念されたので、それぞれ専用のスリッパやサンダルをご用意しました。
完璧にとはいきませんが、なるべく院内を清潔に保つために色々と考えました。
(2022年7月追記 : 小さなお子様が慣れないスリッパを履いて転ばないように、今は子供たちは靴下のまま診療室に入ってもらっています。)
何度も履き替えがあり患者様にはご不便をお掛けしてしまいますが、ご協力をお願いいたします!